そもそもヒアルロン酸っていったい何?

近年注目されているヒアルロン酸は、もともとヒトの体内に含まれている物質です。ヒアルロン酸は体内の細胞と細胞の間に多く存在していて、水分の保持やクッションのような役割を果たして細胞を守っています。皮膚の場合、真皮と呼ばれる部位に多く含まれ水分保持の役割を果たします。だからヒアルロン酸がたっぷり含まれれば、みずみずしい肌を保てるのです。一方関節では関節液や関節軟骨などに多く含まれていて、潤滑作用や緩衝作用を示します。潤滑油やクッションの役割を果たすため、関節痛などを和らげてくれるのです。

美容で使うヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は保水力の高さをもつことから、皮膚の潤いを保つ入浴剤や保湿化粧水、保湿美容液や医薬部外品などのスキンケアアイテムに良く用いられています。エイジングケア化粧品やオールインワン化粧品の中に、ヒアルロン酸が含まれていることもあります。さらに美容クリニックではほうれい線をけす目的で、ヒアルロン酸注射が用いられます。化粧品で用いられるヒアルロン酸は刺激や副作用がほとんどないため、様々な肌質の人が使っています。

医療で用いるヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、化粧品以外にも医薬品として用いられることも少なくありません。例えば整形外科では変形性膝関節症の治療目的で、関節内にヒアルロン酸を注射することがあります。これは、抗炎症作用や疼痛抑制作用を期待しているためです。また眼科領域では、白内障手術や全層角膜移植術に使用されることがあります。ヒアルロン酸がもつ粘弾性によって、細胞を保護することが期待できるからです。

ヒアルロン酸は人の体内にある成分のひとつです。とても高い保水力があり皮膚の潤いを保っています。また、関節の軟骨や関節液の中にも含まれていて、潤滑油やクッションの役割も担っています。